お子様の教育に悩むママお助けブログ

学習塾で約10年教室長を務めたモカが、関わってきた生徒や保護者様方とのリアルな経験をもとに「今」お子様の教育に悩むママさんたちの助けとなるであろう記事を書いていきます(^^)コメント欄でのお悩み相談も受け付ける予定です!

vol30 ママ友にはできない相談ができる存在に【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

学習塾の教室長として勤務していた時に、高校2年生の女子生徒が一人、スマホ依存症で不登校になりました。保護者面談の際、保護者の方が色々お話して下さり、「学校の先生には軽く流された。ご近所さんには恥ずかしくて言えない。先生にお話出来て良かったです。」とお言葉を頂いたことがあります。保護者様は泣いてらっしゃいました。誰にも相談できず、どうしていいのかもわからず、辛かったのだと思います。

 

【母親】という生き物は、物凄く強い生き物だと感じています。子供のためならいくらでも頑張れる。自分の母親もそうですし、教室長時代に関わったお母様方も、今派遣の現場でお世話になっているお母様方も、みんな強い。

 

でも、強いのは努力の証ですし、母親である以前に一人の人間。なにより、世の中に母親のプロなんてものは存在しなくて、子供が7歳ならお母さんもママ7歳なわけです。

 

世間体もある、学校の先生は忙しくてあまり話を聞いてくれない。改善の余地はもちろんあるでしょうが、ある程度仕方の無いこととも言えます。

 

だから私は、このブログを立ち上げました。子育て、教育という側面でそういったママ達のお役に立つ、そういった存在に少しでもなっていけるように、日々経験し、成長し、進化していきたいと思います(´˘`*)

 

世の中のママ達のお悩み相談を受け付ける、いいシステムないかなぁ('_')

 

 

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vol29 転職活動をしていて思うこと【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

私は今転職活動真っ最中です!今日も採用面接だったのですが、約1ヶ月半転職活動をしていて思うことがあるので、発信します★”「うちの子少し変わっているかも」という保護者様に読んでいただければ幸いです(^^♪

 

「優秀な人材」「普通」「常識」そんなのない!!

 

これが、私が転職活動をしていて感じることです。念のため記載しますが、「赤信号渡ってOK!」とかの常識ではないですからね(;^ω^)

 

ある企業ではマイナス要因になってしまうことが別の企業ではプラス要因になるなんて、本当に日常的に起こります。大半の企業は、『上司の言うことを聞ける人間』をよしとしますが、『自分自身の力で上司をつぶしていけ』みたいな企業もあるわけで。

 

今の私のコンプレックスは、「何でも一人で解決しようとしてしまうところ」と、今までずっと人前に立ってきた生き方の癖で「そんなつもりはないのに偉そうに見えてしまうところ」です。コンプレックスなので、いい方向に改善していこうと努力していますが、そういった部分ですら評価してくれる企業もあります。

 

日本の教育は、みなを同じように育てようとします。そこから少し外れると異端児となってしまったりします。でも、世の中には本当に色々な人がいて、それぞれの人間がそれぞれのやり方で成功を勝ち取っていて、「個性」の数だけ「成功」はあるんだなと感じています。

 

人と違っても、根の部分に一本筋が通っていたり、必要以上世の中に迷惑をかけない程度であれば、認めてあげていいんだと思います。いわゆる「普通」の「当たり障りない」人間より、そういった人と違う部分「個性」があった方が、社会に出たら重宝されるのかもしれません。世の中って本当に色々な人がいて、それぞれが自分にしかできないことをして回っているんだな、と思います(^_-)-☆

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/532646">紺色らいおん</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 

vol28 共働きのご家庭の教育『祖父母による指導』【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

今回は、ご両親が共働きで、学校からの帰宅後、祖父母がお子さんをみているご家庭での教育について考えていきたいと思います(^^♪

 

今の世の中、フルタイムではないにしても、共働きのご家庭は非常に多いですよね。仕方がないことだと思います。まさに時代の流れとでも言いますか。母親がしっかりと子供を見ていてあげられる環境はやっぱり理想的だと思いますが、もし私が子供を育てる身になっても、やっぱり仕事をしていると思います。

 

私は、片親だったり、今回のテーマのように両親が共働きであっても子供を立派に育て上げることはできると考えます。実際にそういった子供を多く見てきています。だから、「共働き反対!!!」といった記事を書くつもりはないので、最初に申し上げておきますね。

 

今回の記事でお伝えしたいことはただ1点です。学校から帰ってきてからご両親が仕事を終えて帰宅されるまでの時間を祖父母に育ててもらう場合、メリットもあり、当然デメリットもあります。祖父母にとって孫は本当にかわいいですからね(^^♪

「何でも買ってあげたくなっちゃって我慢ができない子供になってしまう」とか、

「いちいち言うことが古い」とか。

 

私のブログは「教育」「勉強」という観点で発信しているので、私が今回言いたいこともそれに関してです!そして数は1つ!

 

【なんでもかんでも教えない!】

 

これだけです。

私が学習塾で働いていた頃、おじいちゃんおばあちゃんに面倒を見てもらう時間が長い子供ほど、質問が多いのです。それが知的好奇心からくるものであれば何の問題もないのですが、「ノート書けなくなっちゃったから次のページに進んでもいい?」とか毎回同じ宿題を出しているのに「今日の宿題は何?」とか、授業終了の挨拶をして、周りの子たちが帰り始めているのに「もう帰ってもいい?」とかです。

 

そうです。日頃全て大人の言うとおりに動いているので、指示がないと何もできないのです。これは、ゆくゆくは自分で物事を全く考えることのできない人間の訓練をする日々のようなものです(´・ω・`)

 

孫はかわいいので、なんでも教えてあげたい、なんでもしてあげたいってなっちゃうんですよね。結果、子供は何もできなくなっていってしまいます。

今の世の中、受け身の人間がものすごく増えていっています。それは、子供たちが身を置く環境の変化などが原因だったりすると思うのですが、だからこそ、家庭でどう接していくかがより重要で、より問われていると感じます。

 

日頃のなんでもないことから、子供自身に判断させ、子供自身がその判断に自信を持てるような接し方をしていきたいですね。

「ノート書けなくなっちゃったから次のページに進んでもいい?」

「どう思う?」←ココ大事

「進まないと書けない」

「じゃぁ、進んでもいいんじゃない?」

こんなやり取りがおじいちゃんおばあちゃんの子育ての中にも増えていくといいな、と思います(^_-)-☆

 

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vol27 テストお疲れ様でした★”【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

今週末で新年度初の定期テストが終わった方も多いかと思います(^^)お疲れ様でした!もう答案用紙が返却されて順位まで出ている人も、昨日でテストが終わって来週から返却が始まる人もいると思います。とりあえず、ファーストミッションはクリアですね!

1学期は林間学園や修学旅行、定期テスト2回(もしくは1回)、体育祭、部活動の遠征、練習試合、大会と何かと忙しい時期です。この週末くらいは一息ついて、次のミッションへの英気を養ってほしいと思います(^_-)-☆

 

そして来週から、また勉強、学校行事、部活動と全力で頑張りましょう(^^)/中間テストの振り返りも忘れずに行ってくださいね♪

mama-adviser21.hatenablog.com

 

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vol26 世の中のママへのリスペクト【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

今日は、ここ最近私が考えていることについて発信したいと思います(^^)

 

私は今、転職活動中です。世の中の子育てを頑張っているママさんたちに、「教育」「勉強」という側面で役に立っていきたいと転職先を考えていますがなかなかなく、現状はこのブログ、そしてTwitterで発信を行っています。

この先のことはまだまだ不透明で、そういった職に就けるのか。それは難しく、別のお仕事をしながらこういった手段で力をつけていくのか。ゆくゆくは起業していくのか。など、それに関しては今「最適解」を探している段階です。

 

しかし私も生きていかなければいけないので、そういったことを考え、実行に移しながら今は派遣で働いています。そしてどの現場でもパートさんたちが主役で働いています。当然正社員の方はいらっしゃいますが、実際に動いているのも、私たち派遣(=初心者)に仕事を教えてくれるのもそこで働くパートさん、つまりママさんたちです。今までは正社員として学生講師とともに働いていたため、ママさんたちと共に働くというのは私にとって初めての経験でした。

 

感想は、単純に、「すごい!!!!!」です(^^♪

 

工場内勤務がメインの派遣に登録しているので、そういった仕事ばかりをやっていますが、非常に疲れます(;^ω^)私にもともと体力がないのと、今まで体力勝負の仕事をしていなかった、というのもありますが、とにかく疲れます(;^ω^)

 

私は一人暮らしなのでそういった体力勝負の派遣現場で1日働き、家のこともこなします。死にそうになります( ;∀;)最近は少し慣れてきましたが、足なんてガクガクで、帰宅後、自分は人間ではなくロボットになったのかもしれない!と思うほどぎごちなく動いています(;^ω^)

 

でも、パートのママさんたちって、家族がいる分家事の負担は私とは比べ物にならないほど大きく、なおかつ子育ても同時進行してるんですよね。それだけでもう頭が上がらない気持ちになるのですが、その上仕事中のちょっとした会話には子供の心配が出てくるんです。「もうすぐテストなのー」とか、「好き嫌いが多すぎて心配」とか、「就職活動中なんだけど、無事に決まるかしら」とか。ママさんたちは特に何も考えず、普通に雑談として話してくるのですが、ママさんたちの大変な毎日の中に常に子供の存在があって、それが普通で、それを思って頑張っていることが本当に伝わってきます。

 

そのママたちの思いの大きさ、本当に計り知れません。自分自身が学習塾の教室長として勤務していた時もその思いに寄り添い、力になりたいと常々思っていましたが、教育現場から離れ、客観的にママさんたちを見れるようになった今、その思いはより大きく、確固たるものになっていることを感じます。

 

時間を有意義に使うため、生活費を稼ぐため、社会勉強のため。そんな目的で始めた派遣でしたが、世の中のママさんたちのリアルな声を聞くことができ、姿を見ることができる。非常に有意義な経験になっています。

 

世の中のママさんたちはすごい。時間を上手に使い、毎日一生懸命働いています。そんなママさんたちの力に、ほんの少しでもなっていけるよう、私自身精進していきたいと思います(^^♪

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vol25 定期テスト後の振り返りポイント【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

日程は様々だと思いますが、今週末で新年度一発目の定期テストが終わる、と言うお子さんも多いのではないでしょうか。お疲れ様でした(´˘`*)今回は、定期テスト終了後に特に中学一年生のお子さんが振り返るべきことを考えていきたいと思います\(^^)/

 

振り返り1:点数と平均点
まずこれらの相互関係を認識します。小学生の時は平均点はあまりブレないため、点数だけでなんとなく判断できましたが、これから先は平均点に対し自分の点数がどのくらいに位置しているのかを常に考えるようにしましょう(^^)また、今回のテスト結果を基準に次回以降の目標点数も考えていけるようにしましょう♪

 

振り返り2:順位
学年に何人いて、その中で総合で自分がどのくらいなのか。非常にわかりやすいですね。点数と違い、順位は同じ母集団の中で出てくる指標なので、今後は順位での目標も立てていけますね。(テスト後から順位が出るまでに若干時間を要しますが(><))

 

振り返り3:出題パターン
これすごく大切です!!!定期テストは、範囲の内容の理解度をあげるためのものですが、実際は内申点をとるための手段だったりします。各科目ごとに、問題の出題パターンを検証しましょう。複数の先生が交代で問題を作ったりもしますが、基本的にはここで検証できればそのパターンは少なくとも1年間は有効です!!

科目ごとに、先生手作りの授業プリントからの出題が多いのか、ワークを完璧にしておけば大丈夫なのか。時事問題が常に同じサイトから出題されている場合もあります。できるだけ細かく分析し、今後の定期テスト対策の勉強をより効果的にしていけるようにしましょう(´˘`*)

 

振り返り4:ケアレスミス
これ、以外に大事なんです。小学生の頃って、ケアレスミスをしても「あ、間違っちゃったー!解き方はわかるからいいよね、あはは!」的なノリで通り過ぎてしまうのですが、中学以降はそうはいきません。

ぜひ計算してみてください。ケアレスミスが〇だったとしたらあと何点上がるのか、偏差値はいくつあがるのか。きっとみんなビックリします。ケアレスミスを減らせるかどうかは子供たちの次第、という面も少なからずあるので、計算してリアルな数字にして示すことで、できるだけ早い段階で子供たちに重要性を意識させていけるようにしたいものですね(^^)

 

定期テストはテストが終わったらそれで終わり、ではありません。その後の振り返り、確実に行い、まずは約1ヶ月後の期末テストに活かしていけるようにしましょうね(´˘`*)

 

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vol24 実際に定期テストで数学の点数をアップさせる【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

算数・数学を得意にするためのシリーズです(^_-)-☆

第1弾:計算力UPのためにはまず100マス計算で地力UP!

mama-adviser21.hatenablog.com

第2弾:途中計算が必要な計算問題の定着方法

mama-adviser21.hatenablog.com

第3弾:パターン別算数・数学の勉強方法

mama-adviser21.hatenablog.com

 

今回は、中高生が定期テストで実際に数学の得点UPを図るために大切なことを発信していきます\(^^)/

 

ポイント1:目標点数を明確に決める
→当然、頑張って到達する目標設定をします。「今回は本気だすから100点とるぞー!!」などは、大半の生徒さんにとって難しい目標点数ですよね。例えば、【前回はケアレスミスで15点落としたから、今回はその分の点数をとって、75点を目指そう!】とか、【今回は難しい問題にも少し挑戦して80点を目指そう!】【計算問題だけは全部〇がつくようにして40点は絶対取ろう!】といつたものが正しい目標設定です(^^)

 

ポイント2:捨てる問題を決める
→数学で点数をあげるからといって、テスト範囲の全ての問題を解けるようにする必要はありません。むしろそれができるなら苦労はしないし、みんながみんな天才です。数学の問題には確実にわかりやすく難易度がありますので、自分の目標点数をクリアするのに必要ない難易度の問題は潔く捨てましょう!(もちろん、提出物では答えを写すなどし、問題なく提出できる状態にしてくださいね)

テスト範囲の内容にもよりますが、例え70点までが目標点数ならば、基本的には「~の利用」といった単元は捨てです。利用問題ばかりが範囲なら、序盤の内容まででOKです。30点が目標点数ならば、計算問題に取り組むだけでOKです。この取捨選択は、受験の際にも非常に重要になってくるので、定期テストの際、親子で取り組んで、慣れておくといいかもしれません(^^)また、いい塾なら、きっと塾がやってくれます!

このポイントに関してはできる子供が本当に少ないのですが、非常に重要なので、本当に!本当に!意識して欲しいと思います。

 

ポイント3:必要な問題を解けるようにする
→ここまで来たら後は必要な問題を確実に解けるようにするだけです!とは言え、がむしゃらに演習するだけではただの「こなす」作業になってしまい、点数にならない可能性が高いです。【ケアレスミスならなぜ間違ったのか明確にし、繰り返さないようにする】ことや、【わからなかった問題は納得するまで解法を読み、後で必ず自力で解き直しをする】といった積み重ねを大切に演習しましょう(^^)

 

ポイント4:テストでの取捨選択を行う
→最後はテスト本番での注意点です。ポイント2であげたように、必要のない問題を解く必要はありません。演習時にしたのと同じように、最初に必要のない問題を捨て、取るべき問題にしっかり時間をかけられるようにしましょう(^^)

 

今回書いたことは、書くのは簡単ですが実際に子供が実行するとなるとなかなか難しいと思います。ですから、中学1年生のうちから、練習を積んでいってもらえればと思います!

 

皆さんが数学に対しての取り組み方を変えることで、少しでも苦手意識の払拭になれば、と思います(´˘`*)

 

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vol23 算数・数学を得意にするために。得意と苦手!【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

算数・数学を得意にするためのシリーズです(^_-)-☆

第1弾:計算力UPのためにはまず100マス計算で地力UP!

mama-adviser21.hatenablog.com

第2弾:途中計算が必要な計算問題の定着方法

mama-adviser21.hatenablog.com

 

上記を踏まえて今回は、算数・数学学習が得意な子と苦手な子の特徴をふまえながら、出来る問題を増やすための勉強方法を考えていきます!

 

まず、算数・数学学習には、大きく分けて2通りの勉強方法があります。

パターン1:全てを教えず、自分で気づきながら勉強するパターン

パターン2:解法を全て理解し、そこにあてはめながら勉強するパターン

 

上記2パターンは、基本的には小学校高学年にでもなれば、もうすでにどちらで勉強するべきか決まっていると思われます。ものすごく簡単に言えば、得意な子はパターン1、苦手な子はパターン2です。

 

算数・数学は答えは基本的に1つですが、小学校高学年の算数以降は、1つの答えに対し、解く手順はいくつも存在する状態になります。そういった問題に対し、それぞれのパターンで出来るようにする手順が変わってきます。

・パターン1の場合

基本的にはほったらかします。自分で色々やってみて、答えを導き出すのを待っていればOKです。答えが出たけど、あまりにも回りくどい解き方をしていた場合は「もっとかっこいい解き方あるから探してごらん♪」と一言添えましょう。これだけで色々なアプローチ方法を考えるようになります!

・パターン2の場合

最初に手順が少ない+かかる時間が短い解法パターンを1つ示します。前回のブログで発信したように、その方法で「飽きた」という状態になるまで演習量を積みます。問題のパターンと解法を照らし合わせることも忘れずに!

 

つまり、パターン1の子=算数・数学学習が苦手な子は自分でひらめくことができません。しかも好きではないので、一生懸命考えてひねり出す、という作業はなんなら苦痛です。よって、暗記させる方が子供自身の満足度も高く、無駄に「やっぱりできない」と自信を無くさせることもないのです(^^♪

 

男女別に言うと、男の子はパターン1、女の子はパターン2が多いという傾向もあります。高校まで行くと数学が理解度別クラス編成になっていたりしますが、某有名私立中学校では、数学の授業を男女別にし、それぞれ授業の方法を変えていたりもします。それだけ、指導方法・勉強方法を変えることには価値があるということですね。

 

さて、色々とお伝えしてきましたが、基本的には第2弾であげている①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積む、が何より大切です。この記事を読み、算数・数学学習に少しでも希望を見出してもらえれば幸いです★

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/642812">kotoM</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 

vol22 算数・数学を得意にするために。計算力UP!②【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

前回のブログで、算数・数学を得意にするためにはまず計算力をUPする必要があり、そのファーストステップとして100マス計算をおすすめしました(^^)

mama-adviser21.hatenablog.com

この100マス計算で基本的な加減乗除をマスターしたら、次は過程を必要とする計算の練習に入ります。ここで言う過程を必要とする計算とは、小学3~6年生で学習する、筆算をしたり、途中式を書く必要がある計算問題を指します。

 

小学校3~6年生で学習する計算内容をちゃんとできるようにするために大切なのは、1つ1つステップを踏むことはもちろん、①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積むことです。

 

小・中学校の勉強において、やはり演習量は大事です!!!

 

しかし、ただがむしゃらに演習量だけを積んでいると人間なぜかわき道にそれていってしまいます。そこで、演習量を積む際は、以下の点に注意してくださいね(^_-)-☆

・途中式を省いて時間を短縮しない

→「飽きる」程演習量を積み、スピード、精度ともに申し分ない状態になっていれば暗算もありですが、算数・数学が苦手な子にはおすすめしません。遠回りが最大の近道です。苦手意識があったり、暗算にした途端正答率が落ちる場合は、面倒でもしっかり書くようにしましょう。途中式の手順も含めしっかり頭と体に叩き込むことが、苦手意識払しょくのカギです★”

・「工夫した計算」などの単元は基本的にはスルー

「工夫した計算」に関しては、新しい知識ではありません。時間短縮の手段として習うものです。よって、「覚えるものが増えた・・・」などと感じてしまう子や、本当に基本計算ができるようになりたい子には必要のない内容になります。計算問題が滞りなくできるようになっていれば、応用として着手してもいいとは思いますが、苦手な子や、反射ではなく頭で考えながら計算問題を解いている子には教える必要はないと考えます。

 

1つ1つの計算手法ごとに、上記の①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積むという過程を、注意点には気を付けながら取り組んでもらうことで、出来る計算の内容は驚くほど増えていきます(^_-)-☆

 

できる計算が増えてきたら、内容別ではなく、色々な計算問題がごちゃごちゃに出てくるものにチャレンジしていきましょう!1つ1つの問題に対し、「この問題はこの手順で解く!」と子供が自分で判断できるようになることが大切です!

 

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今は学校の授業進度が速いため、できればこういった苦手克服の勉強は長期休みに行うといいでしょう。学校の勉強内容と、家庭での勉強内容が違うと、混乱してしまう子供もいますので。

 

計算力UPに関しては、上記の方法で取り組んでいけるかと思います。近道はありません。努力あるのみ!そしてストレスなく計算問題が解けるようになったら、今度はそのほかの問題にも挑戦していかなくてはいけません。次回は、算数・数学が得意な子、苦手な子、それぞれの特徴に着目しながら、どう学習を進めるべきかを考えていきます(^_-)-☆

 

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vol21 算数・数学を得意にするために。計算力UP!【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

算数・数学を苦手としてしまう子供は多いですよね。得意!とまでは行かないまでも、小学生のカラーテストなら単元問わず90点以上、中学生以降の定期テストでは平均点以上を常に取り続けていたいものです。

 

算数・数学は文字通り小学1年生からの学習内容の積み重ねのため、躓きを放っておいてしまうと、どんどん苦手になってしまいますよね。だから、しっかり一定レベルの知識と演習を積み重ねていくことが非常に大切です。今回は、「計算」にスポットライトをあてていきたいと思います。

 

計算は、言うまでもなく全ての算数・数学学習の土台となります。どんなに難しい公式を覚えても、長い文章題から立式できても、計算ができない、もしくはできても精度が低ければ◯にはなりません。だから、算数・数学で苦手意識を作らないためにはまずは計算をしっかりとできるようにしていきましょう(^_-)-☆

 

計算をできるようにする、より得意にするためにはいろいろな勉強方法がありますが、まず最初のステップとしておすすめしたいのは100マス計算です!お子さんの学年やレベルに合わせ、始めていくことができます。単純な加減乗除の計算なら、多くのお子さんが解くこと自体はできるかと思います。(九九など暗記できていない場合は、そこからスタートしてくださいね(^_-))

 

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100マス計算なんて簡単なものに取り組んで意味があるの?小数や分数など、できない計算をできるようにしなければ意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、100マス計算からスタートする目的は、

・算数できるかもー!と子供に思わせる(自信を持たせる)

・制限時間を意識して解かせ、質とスピードを共にあげる

の2つです。特に1つ目の自信を持たせることは、今後の算数・数学学習へのモチベーションに直結するので、大切にしたいですね(^^)/

 

100マス計算で正答率、スピード共に目標ラインをクリアできた時は、何か簡単にご褒美をあげるなどし、楽しく学べるようにしてあげてください★”100マス計算の問題のレベルを徐々にあげていき、一定のレベルまで達したら、土台作りはOKです。次回発信するセカンドステップに進んでいきましょう(^_-)-☆

 

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