vol23 算数・数学を得意にするために。得意と苦手!【お子様の教育に悩むママお助けブログ】
算数・数学を得意にするためのシリーズです(^_-)-☆
第1弾:計算力UPのためにはまず100マス計算で地力UP!
第2弾:途中計算が必要な計算問題の定着方法
上記を踏まえて今回は、算数・数学学習が得意な子と苦手な子の特徴をふまえながら、出来る問題を増やすための勉強方法を考えていきます!
まず、算数・数学学習には、大きく分けて2通りの勉強方法があります。
パターン1:全てを教えず、自分で気づきながら勉強するパターン
パターン2:解法を全て理解し、そこにあてはめながら勉強するパターン
上記2パターンは、基本的には小学校高学年にでもなれば、もうすでにどちらで勉強するべきか決まっていると思われます。ものすごく簡単に言えば、得意な子はパターン1、苦手な子はパターン2です。
算数・数学は答えは基本的に1つですが、小学校高学年の算数以降は、1つの答えに対し、解く手順はいくつも存在する状態になります。そういった問題に対し、それぞれのパターンで出来るようにする手順が変わってきます。
・パターン1の場合
→基本的にはほったらかします。自分で色々やってみて、答えを導き出すのを待っていればOKです。答えが出たけど、あまりにも回りくどい解き方をしていた場合は「もっとかっこいい解き方あるから探してごらん♪」と一言添えましょう。これだけで色々なアプローチ方法を考えるようになります!
・パターン2の場合
最初に手順が少ない+かかる時間が短い解法パターンを1つ示します。前回のブログで発信したように、その方法で「飽きた」という状態になるまで演習量を積みます。問題のパターンと解法を照らし合わせることも忘れずに!
つまり、パターン1の子=算数・数学学習が苦手な子は自分でひらめくことができません。しかも好きではないので、一生懸命考えてひねり出す、という作業はなんなら苦痛です。よって、暗記させる方が子供自身の満足度も高く、無駄に「やっぱりできない」と自信を無くさせることもないのです(^^♪
男女別に言うと、男の子はパターン1、女の子はパターン2が多いという傾向もあります。高校まで行くと数学が理解度別クラス編成になっていたりしますが、某有名私立中学校では、数学の授業を男女別にし、それぞれ授業の方法を変えていたりもします。それだけ、指導方法・勉強方法を変えることには価値があるということですね。
さて、色々とお伝えしてきましたが、基本的には第2弾であげている①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積む、が何より大切です。この記事を読み、算数・数学学習に少しでも希望を見出してもらえれば幸いです★