お子様の教育に悩むママお助けブログ

学習塾で約10年教室長を務めたモカが、関わってきた生徒や保護者様方とのリアルな経験をもとに「今」お子様の教育に悩むママさんたちの助けとなるであろう記事を書いていきます(^^)コメント欄でのお悩み相談も受け付ける予定です!

vol28 共働きのご家庭の教育『祖父母による指導』【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

今回は、ご両親が共働きで、学校からの帰宅後、祖父母がお子さんをみているご家庭での教育について考えていきたいと思います(^^♪

 

今の世の中、フルタイムではないにしても、共働きのご家庭は非常に多いですよね。仕方がないことだと思います。まさに時代の流れとでも言いますか。母親がしっかりと子供を見ていてあげられる環境はやっぱり理想的だと思いますが、もし私が子供を育てる身になっても、やっぱり仕事をしていると思います。

 

私は、片親だったり、今回のテーマのように両親が共働きであっても子供を立派に育て上げることはできると考えます。実際にそういった子供を多く見てきています。だから、「共働き反対!!!」といった記事を書くつもりはないので、最初に申し上げておきますね。

 

今回の記事でお伝えしたいことはただ1点です。学校から帰ってきてからご両親が仕事を終えて帰宅されるまでの時間を祖父母に育ててもらう場合、メリットもあり、当然デメリットもあります。祖父母にとって孫は本当にかわいいですからね(^^♪

「何でも買ってあげたくなっちゃって我慢ができない子供になってしまう」とか、

「いちいち言うことが古い」とか。

 

私のブログは「教育」「勉強」という観点で発信しているので、私が今回言いたいこともそれに関してです!そして数は1つ!

 

【なんでもかんでも教えない!】

 

これだけです。

私が学習塾で働いていた頃、おじいちゃんおばあちゃんに面倒を見てもらう時間が長い子供ほど、質問が多いのです。それが知的好奇心からくるものであれば何の問題もないのですが、「ノート書けなくなっちゃったから次のページに進んでもいい?」とか毎回同じ宿題を出しているのに「今日の宿題は何?」とか、授業終了の挨拶をして、周りの子たちが帰り始めているのに「もう帰ってもいい?」とかです。

 

そうです。日頃全て大人の言うとおりに動いているので、指示がないと何もできないのです。これは、ゆくゆくは自分で物事を全く考えることのできない人間の訓練をする日々のようなものです(´・ω・`)

 

孫はかわいいので、なんでも教えてあげたい、なんでもしてあげたいってなっちゃうんですよね。結果、子供は何もできなくなっていってしまいます。

今の世の中、受け身の人間がものすごく増えていっています。それは、子供たちが身を置く環境の変化などが原因だったりすると思うのですが、だからこそ、家庭でどう接していくかがより重要で、より問われていると感じます。

 

日頃のなんでもないことから、子供自身に判断させ、子供自身がその判断に自信を持てるような接し方をしていきたいですね。

「ノート書けなくなっちゃったから次のページに進んでもいい?」

「どう思う?」←ココ大事

「進まないと書けない」

「じゃぁ、進んでもいいんじゃない?」

こんなやり取りがおじいちゃんおばあちゃんの子育ての中にも増えていくといいな、と思います(^_-)-☆

 

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