お子様の教育に悩むママお助けブログ

学習塾で約10年教室長を務めたモカが、関わってきた生徒や保護者様方とのリアルな経験をもとに「今」お子様の教育に悩むママさんたちの助けとなるであろう記事を書いていきます(^^)コメント欄でのお悩み相談も受け付ける予定です!

vol10 定期テスト対策の学習計画を立てるコツ【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

今日は新学年一発目の定期テスト対策に向けた学習計画を立てる際に気を付けるべきことを発信していきます(^_-)-☆

 

まず、なぜ定期テストに向けて正しい学習計画のもと対策を行い、いい点数、順位を取らなければいけないのか、について考えていきます。すごく漠然と、でも確実なことを言えば内申点を取るため、進級するため(高校生)です。

本来、正しい学習計画のもと、毎回のテストで範囲となっている1つ1つの事項を身に着け、着実に知識を重ねていくためのテストですが、これはあくまで理想論であって、実行するのはなかなか難しいと思います。実際、実行できるのであれば全科目100点ですよね。世の中にこんな子供いない!とまでは言いませんが、ごく少数でしょう。そういった見方を定期テストでするのは大半の子供にとってマイナスです。1回1回のテストで知識を着実に積み重ねていくべきは小学生の単元終わりのカラーテストだけではないでしょうか。

 

というわけで、定期テストの勉強のコツですが、言ってしまえば点数を取るべき勉強をする、の1点に限ります。今回は、新学年一発目の定期テストなので、1年生のテストはもちろん未知数ですし、2年生では担当の先生が変わっているかもしれない、3年生は今までの傾向を無視し、いきなり入試を意識したテストに変わるかもしれません。よって傾向を分析した勉強をするのは難しいため、スタンダードな学習計画を考えていきたいと思います(^^)

 

テスト対策のコツ1:ワークは繰り返し解く

ワークって提出物の代表例ですよね。だから、出せればOK!になってしまう生徒が本当に多いです。出さないとそれだけで内申はがた落ちなので、それはそれで正解なのですが、範囲を網羅しただけで出来た気になってしまっている生徒が多いこと。1回で完璧に覚えられる、解けるようになるのはほんの一部の生徒です。最低でも1回目に解いた際に間違えた問題をマークしておき、その問題だけでもテスト前に解き直すのを習慣化したいものです。

ちなみに理想を言えば、3回は繰り返しましょう。1回目はわからない問題は教科書やノートで調べてもいいので、「わからないから面倒」にならないようにし、2回目はできるだけ何も見ずに解く。その際間違えた問題はマークしておき、3回目はマークの個所のみ解き直す。が理想ですね。

 

テスト対策のコツ2:必要のない問題は潔く答えを写す

言うまでもなく最近の中高生は忙しいです。所属している部活動によっては勉強時間を確保するだけで精一杯という子供もいるでしょう。だから、できるだけ勉強は効率的に取り組んでいきたいものです。

今回初めての定期テストを迎える中学1年生は別として、そのほかの場合はみな目標点数がありますよね。少なからず前回の自分の点数、順位は上回りたいという目標を立てましょう。そして、その点数を取るために必要のない問題は捨てましょう。解く必要も理解しようとする必要もありません。答えを写し、提出物として成立すればOKです。もちろん目標点数が100点なら捨てる問題などありませんが、なかなかその目標は立てないですよね。

よくワークや問題集で、難易度ごとにA問題、B問題、C問題とわかれていたり、難しい問題には「超難問!」と書かれていたりします。最大限に活用しましょう。例えば、数学で50点が目標点数ならA問題だけ完璧にすればOKです。75点ならB問題まで、それ以上が目標ならC問題までしっかり取り組みましょう。正しい目標設定をしていれば、このやり方で時間も節約でき、かつ効果的に学習でき、学習している子供自身の満足度もあがります。「できるようになった!」を多く実感できますからね。

 

テスト対策のコツ3:暗記物は範囲が出る前に行う

最近のテスト範囲は、広いです( ゚Д゚)一番「コレは・・・」と思ったのは社会の範囲教科書250ページ分です。生徒たちも愚痴り、絶望していましたが、もはや共感するしかありませんでした( ;∀;)というわけで、絶望していても点数は上がらないので、対策をする必要があります。単純に、勉強時間を確保するために、テスト範囲が出る(みんなが勉強をし始める)前に先取りする、ということです。範囲がなくても、今現在授業で扱われているものは範囲になりますからね。

具体的には新出漢字、単語、イディオム、そして社会の太字の語句は範囲が出る前にある程度固めておきたいです。特に英語の単語、イディオムは先に覚えておけば、その後のテスト対策も非常にラクになります。本文の内容も意味が分かればなんとなく訳せますし、文法事項の理解に時間も費やせるようになりますので、おすすめです。

 

確実に抑えるべきは上記3点です。他にもたくさんお伝えしたいことはあるのですが、今日はここまでにします。テスト対策は思ったより時間がないです。ぜひ、今この瞬間から取り組みを開始してくださいね!

明日も、定期テストに向けた情報の発信をしていきます(^_-)-☆

 

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