お子様の教育に悩むママお助けブログ

学習塾で約10年教室長を務めたモカが、関わってきた生徒や保護者様方とのリアルな経験をもとに「今」お子様の教育に悩むママさんたちの助けとなるであろう記事を書いていきます(^^)コメント欄でのお悩み相談も受け付ける予定です!

vol22 算数・数学を得意にするために。計算力UP!②【お子様の教育に悩むママお助けブログ】

前回のブログで、算数・数学を得意にするためにはまず計算力をUPする必要があり、そのファーストステップとして100マス計算をおすすめしました(^^)

mama-adviser21.hatenablog.com

この100マス計算で基本的な加減乗除をマスターしたら、次は過程を必要とする計算の練習に入ります。ここで言う過程を必要とする計算とは、小学3~6年生で学習する、筆算をしたり、途中式を書く必要がある計算問題を指します。

 

小学校3~6年生で学習する計算内容をちゃんとできるようにするために大切なのは、1つ1つステップを踏むことはもちろん、①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積むことです。

 

小・中学校の勉強において、やはり演習量は大事です!!!

 

しかし、ただがむしゃらに演習量だけを積んでいると人間なぜかわき道にそれていってしまいます。そこで、演習量を積む際は、以下の点に注意してくださいね(^_-)-☆

・途中式を省いて時間を短縮しない

→「飽きる」程演習量を積み、スピード、精度ともに申し分ない状態になっていれば暗算もありですが、算数・数学が苦手な子にはおすすめしません。遠回りが最大の近道です。苦手意識があったり、暗算にした途端正答率が落ちる場合は、面倒でもしっかり書くようにしましょう。途中式の手順も含めしっかり頭と体に叩き込むことが、苦手意識払しょくのカギです★”

・「工夫した計算」などの単元は基本的にはスルー

「工夫した計算」に関しては、新しい知識ではありません。時間短縮の手段として習うものです。よって、「覚えるものが増えた・・・」などと感じてしまう子や、本当に基本計算ができるようになりたい子には必要のない内容になります。計算問題が滞りなくできるようになっていれば、応用として着手してもいいとは思いますが、苦手な子や、反射ではなく頭で考えながら計算問題を解いている子には教える必要はないと考えます。

 

1つ1つの計算手法ごとに、上記の①解き方の手順を正しく理解する②その手順で「飽きた」と感じるくらい演習量を積むという過程を、注意点には気を付けながら取り組んでもらうことで、出来る計算の内容は驚くほど増えていきます(^_-)-☆

 

できる計算が増えてきたら、内容別ではなく、色々な計算問題がごちゃごちゃに出てくるものにチャレンジしていきましょう!1つ1つの問題に対し、「この問題はこの手順で解く!」と子供が自分で判断できるようになることが大切です!

 

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今は学校の授業進度が速いため、できればこういった苦手克服の勉強は長期休みに行うといいでしょう。学校の勉強内容と、家庭での勉強内容が違うと、混乱してしまう子供もいますので。

 

計算力UPに関しては、上記の方法で取り組んでいけるかと思います。近道はありません。努力あるのみ!そしてストレスなく計算問題が解けるようになったら、今度はそのほかの問題にも挑戦していかなくてはいけません。次回は、算数・数学が得意な子、苦手な子、それぞれの特徴に着目しながら、どう学習を進めるべきかを考えていきます(^_-)-☆

 

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